セーブザキャットという本が良かった話

女が好きそうなにゃんにゃんを出して、視聴者に媚びればいいというわけではない。物語というのは、高度な知的作業が無いと作れない、いや、正確には面白い物語が高度な知的作業が必要なのだ。この本を読んでだいぶ腑に落ちた。この本を読んで思ったのは、素晴らしい脚本を作る作業は、パズルだったのか、ということだった。具体的な面白い脚本術が、実例をいっぱい乗せて惜しげもなく披露されている。高い本だと思っていたが、値段以上の価値があった。作者がすでに亡くなっているらしく、それはとても残念である。”魔法は一回だけ”について、聞くことが出来なくなってしまった。これを破っている作品が、無限にあるからだ。この本を購入予定の方々に一つだけアドバイス。いい感じのメモをたくさん用意しておくべきだ。

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